2016年8月9日火曜日

16号


 Topics
1.経済成長だけが大切なの? ~Karonga is funny place.
2.カロンガのひと~起業家はジョークがお上手~
3.ニャモヨの食いしん坊スナップ~庶民の味方~
4.編集後記
5.おまけ










~経済成長だけが大切なの? karonga is funny place.
 カロンガでの暮らしをこよなく愛するニャモヨですが、最近カロンガが外からどう見られているのか聞きました。なんとマラウイの中でも物価が高いことで知られているそう。

実はカロンガにはウラン鉱山があり数年前まで採掘作業に従事する労働者たちがバスで採掘場まで通っていました。その地域は町から60kmほど離れており、従業員のために食糧など買いだめします。

通常より高くても沢山買うので、その会社の商談が物価を釣り上げてしまいました。魚も地産地消ならば安く手に入りそうなのに、湖沿いの他地域と比べても高くて手が出ないとカロンガの友人が話してくれました。


毎朝、魚を売りに来るアママ。


                              新鮮なウシパ(小魚)が食べられるのはレイク沿いならでは。


ウランの国際価格が低迷しているので現在は採掘作業をストップしているそうですが、日本を始めとする先進国が原子力発電に頼るのならば、いつ再稼働してもおかしくありません。

日本の政策がカロンガの物価上昇に繋がると思うと、私たちの世界は決して切り離されている訳ではなく繋がってしまっているのをひしひしと感じます。カロンガに暮らす人たちを想うと、やっぱり原発の推進に私は反対します。















カロンガのひと~起業家はジョークがお上手~
 今回は配属先の中で一二を争うくらいお世話になっている、バイトンさんを紹介します。
彼は7年間、県農業開発事務所の普及部門でHIV/AIDS患者なども包括したコミュニティの自律的な運営を促す業務に携わっていました。今後は家畜を対象とした薬剤の流通に特化した事業を始めています。公務員として組織にしがみつくのではなく、そのポストを手放すことで人材を育てることに貢献したいと語ってくれました。

職場ではいつも、ブラックジョークでみんなを楽しませてくれます。よく言われるのが、どんな定義でそう説明できるのか?というような理詰めの切り返しです。相手に論理的な回答を求める、意地悪なツッコミが特徴的。





                     異動したため職場も同じ奥さんと一緒に微笑むバイトンさん(左側








ニャモヨの食いしん坊スナップ~庶民の味方~


今回紹介するのは、庶民の味方、落花生!お腹が空いたらおやつとして食べられることで知られています。
職場で同僚もよく食べてます。キャッサバと並ぶ二大巨頭です。どちらもおかずとして食卓に欠かせない存在です。




写真は友人からいただいた落花生。畑で採れたものはマーケットに売っているものよりも小ぶりです。
私は生のままでも結構好きです。(茹でたり煎ったりしても美味しいですが)







【編集後記】
涼しい乾季が終わり、灼熱の時期がもうすぐやってきます。それに備えて体力作りをと思っているのですが、中々進まずにいます。ペットボトルに砂を入れてダンベル代わりに活用して、コツコツ続けるのをまずはやっていこうかな。どこへ行っても何をするにも体が大切なので、怠けないで時には引きこもることがあっても体を動かしたいと思います。







【おまけ】



             これは何を表す標識でしょう?アフリカあるあるなのかな・・・。
             正解は次号にて公開!お楽しみに~