2017年1月2日月曜日

21号

TOPICS
1.     フィールドデーで締めくくり~終わり良ければすべて良し~
2.     カロンガのひと~灰色の瞳が見つめる先は~
3.     ニャモヨの食いしん坊スナップ~あなたがいれば暑さも怖くない~
4.     編集後記




















フィールドデーで締めくくり~終わり良ければすべて良し~
  ドラマと歌(踊りも含む)はマラウイで最も有効な啓蒙活動の手法だと思います。それに則り、フィールドデーを開催しました。テーマは改良かまどについてメリットや作り方で、村の中心メンバーが脚本から演出まで務めてくれました。



   マラウイの人たちは芸達者だと改めて感じました。笑いあり、学びありのフィールドデーを2か所で開催し、どちらも村の権威として知られる人を招待。30人以上の参加者が耳を傾けてくれました。また、地元のラジオ局(1か所は全国メディア)に取り上げてもらうことができました。














カロンガのひと~灰色の瞳が見つめる先は~

今年1月に原爆展を開催した際に足を運んでくれたムハンゴさん。彼は自立して発展することをマラウイの人たちに望みます。それは彼がドイツで学んだことがあるというのも背景にあるのかもしれません。

彼はマラウイのラジオ局でエンジニアとして経験を積み、その後カロンガにてコミュニティラジオを始めました。 
全ての機材や人材募集など、これまでの苦労を考えると頭が下がります。


実は先日、彼の自宅に改良かまどを作ってもらったので、その普及効果を期待しています。ちなみにサブタイトルの通り、彼の瞳は灰色なのですがもしやヨーロッパのどこかの血が入っているのかとルーツを思い聞いてみました。すると、「私はアフリカンだよ。ヨーロッパから渡ってきたのではなく、そもそも私たちアフリカンが人類の始まりなんだよ。だから彼らがこっちに戻ってきたのさ。」とにやりと笑いながら、答えてくれました。














 ニャモヨの食いしん坊スナップ~あなたがいれば暑さも怖くない~

    大好きなフリージスを紹介します。私はマラウイで一二を争う暑さと言われる任地で、結局ほとんど冷蔵庫を使いませんでした。そんな時癒しとなっていたのが、フリージスです。冷蔵庫のフリッジからこの名前が付いたそうです。基本的に粉のジュースを水に溶かして凍らせるだけのシンプルなおやつです。

    感覚的には中学生くらいの時好きだった、チューペットを連想してみてください。あっという間に喉が冷やされて、爽快な風が吹き抜けます。これがあまりに大きいと喉にも悪い気がしますが、小さくて安いのでそこも良かったです。






バオバブ味がおすすめ





















【編集後記】
ラストクリスマスは静かにお祝いしました。昨年も任地で過ごしましたが、クリスマスの時期は雨季が始まり畑の準備で忙しく、食べ物も少ないので大体質素な料理になるそうです。それでも年に一度のクリスマスなので、町では若者が飲みに出歩いたりするのは珍しくありません。

最後に余談。お見舞いという形になってしまいましたが、モヨさんにお別れの挨拶をしてきました。名付け親であり、職場の上司として活動を見守ってもらいました。ニャモヨというのはMs.Moyoという意味です。



 カロンガでの活動を通じて、たくさんの人に支えてもらいました。感謝しています。
このニャモヨ通信も、読んでくださった皆様のおかげで更新を続けることができました。



モヨさんの家族と一緒に




引き続き、ニャモヨの動向に注目していてください。
今後は個人ブログを更新します。

「いつもここから。自分から。」
http://sunneyday.hatenablog.com/