2016年9月11日日曜日

17号


Topics
1.洋服の歴史~あなたの勝負服は何ですか?~
2.カロンガのひと~末っ子が甘え上手なのは世界共通~
3.ニャモヨの食いしん坊スナップ~マラウイで出会った甘酸っぱいもの~
4.編集後記











洋服の歴史~あなたの勝負服は何ですか?~
誰にだって勝負服はあります。マラウィアンだってそれは同じです。女性にとって、チテンジ(腰から巻く布)はおしゃれアイテムでもあります。以前私が農村地域に行く際に、いつも同じチテンジをしていたところ、一種類しか持っていないの?と笑われてしまいました。



199311月まで、当時の政権が規定した「ドレスコード」により女性のズボン、ミニスカートの着用は禁忌とされていました。都市部では、パンツを颯爽と着こなす女性も見かけますが、多くの農村地域においてチテンジを腰に巻くことはレディのたしなみといったところでしょうか。

 チテンジは赤ちゃんをおんぶする時も大活躍!



















カロンガのひと~末っ子が甘え上手なのは世界共通?~
 今回は私が一番仲良くしてもらっていると言っても過言ではない友人の妹を紹介します。彼女は私が家を訪れると、いつも飛びついてきます。そしていつも綺麗な歯を見せて、キラキラと輝くように笑っています。他の子供たちと同じようにリズム感があって、不思議なダンスでいつもみんなを笑わせてくれます。私にマラウイの手遊びを教えてくれたり、世話好きなところもあって退屈しません。


 
踊りのセンスは兄弟の誰よりもいいんです



調子が良い時はお皿を洗ってくれます






ニャモヨの食いしん坊スナップ~マラウイで出会った甘酸っぱいもの


このさや豆みたいな果物なんだと思いますか?これはタマリンドと呼ばれる植物の実です。大きさは7-15㎝で、外側は固めです。年中マーケットで見ることができます。いつも遊んでもらっている友人の兄弟たちも大好き!と答えてくれました。食べると顔をきゅーっとすぼめたくなる梅干しのような味でした。大きめの種が入っているので、しゃぶりながら食べます。







【編集後記】
先日、協力隊の任期を終えて帰国した先輩がこれまでの2年間が夢だったんじゃないかと思うことがあると聞きました。それを聞いて頷けるところがなきにしもあらずですが、私は例え全く違うところで暮らしていたとしても同じ1日を生きていると感じられるような気がします。それでも、ここでの経験をふととても貴重なものとして思い出すんだろうなとしみじみしています。次号を発行する頃には3桁だったはずの帰国日までのカウントダウンが2桁になりますが、残りの日々を元気に悔いなく終えたいと思います。







【おまけ】

これは何を表す標識でしょう?いよいよ前回のクイズ回答を発表します。












この標識はこの先、凸凹という意味。これは何のためにあるのかというと、スピード出し過ぎを押さえるためにわざと道の上に作られています。




 凸凹を作る様子