週末を利用して、コーヒーの生産現場を突撃してきました。
マラウィアンの友人を頼って、山越え谷越え片道7時間の旅!
バスを拾うのも大変で、帰れなくなるかとひやひやしました笑
(右下のあたりで、コーヒーを乾燥させているところ)
(拡大図)
イギリスに統治されていた1800年代~紅茶やたばこと同様に、国に管理されていたコーヒー産業。
現在では、農家による農家のための組合として、メンバーは1016名にも及ぶそう。
組織も体系的で、自分が支援している農民グループがこんな管理体制になることはまずないなと。(その必要性もないですが)最上部組織のボードメンバーは年1回選挙で選ばれます。
この組合は、フェアトレードラベルの認証を取得しており、そのマークが至るところに見られました。
純利益とは別に、生産者の社会的発展の貢献に充てられる、プレミアムという資金を得て、病院を建設して開業予定とのことでした。(この町では初めての私立病院)
そもそもコーヒーが換金作物であり、需要ありきで生産しているというのが
一般的な農作物との大きな違い。
先進国が作り上げた資本主義経済で生き残るために、
小規模農家たちは団結する必要がある。組合として獲得した資金を
地域のために使うのは、その地域自体の生活改善に繋がるので、素晴らしいと改めて実感。
組合のマネージャーからお話を伺うことができ、
マラウイ産のコーヒーはスターバックスに卸しているので、
日本でも流通していると話していました。
安定的に供給することで、顧客を獲得する。
信頼を得続けるのは、自然条件に左右される農業においては簡単なことではありません。
生産組合を支援するということが彼らにどんなメリットをもたらし、
どんな弊害を生むのか、思いを馳せた時間となりました。
お土産にローカルコーヒーを購入。
見学したところで作っている豆は
北部の中心都市、ムズズでパッキングされるらしく
そこでは購入できませんでした。
ちなみに、ここで宿泊もできるので、のんびりするのもよし。
久々のバスタブに感動!
わざわざ火を熾してもらって、ホットシャワーをいただきました。
(とても原始的な方法で沸かします)
活動計画もそろそろ見えてきたので、その話を次回にでもします^^
乞うご期待ください!
(おまけ、近所の男の子ママのエプロンも着こなします笑)