★Topic★
1. 毎朝の楽しみ
2. カロンガのひと
3. ☆突撃!グルメレポート☆
4. 編集後記
毎朝の楽しみ
私の毎朝の楽しみ、牛乳を飲むこと(幸せなやつ)
今日もるんるん気分で冷蔵庫から
Ngombe(トゥンブカ語で牛)という品名の牛乳を取り出す。。。
まず、冷蔵庫を開けて違和感…
前に買ったチャンビコのにおいかな、まあ気にしない、さあ牛乳を、、、
※チャンビコとは自然発酵させたヨーグルト(詳しくはTopic3へ)
分かりづらいので、拡大。
もう、、、これが噂のチャンビコか…
ってちがーーーーう!!!
先週停電が続いたからか、冷蔵庫に未開封で5日ほど大事にとっておいただけなのに、
通常のチャンビコよりもにおいも強烈、酸味も強烈、、、
がんばって完食ならぬ完飲を試みましたが、無理でした。。。
~カロンガのひと~
Sam Malepucaさん。現在34歳。カロンガでも数少ないチャンビコを扱うお店を営む。
生まれはムジンバ県。父親がザンビアの鉱山で働いていた関係で、幼少期はザンビアで過ごす。
13歳で父親を亡くし、マラウイに戻ってきた。
しかし、彼の生まれた村で生計を立てていくのは簡単ではなく、
20歳の時に、カロンガのオールドタウンで、ビニール袋を売る商売をスタートした。
そこから少しずつお金を貯めて、わずか3か月で売上高を元金の40倍に。
そしてそれから7年間カロンガ特産のパーム油を売り続けて資本を作ったという。
配属先のオフィスがあるオールドタウンと呼ばれる地域にあったマーケットから、
今の新しいマーケットに移ってからも彼のポリシーは変わらない。
誰に対しても挨拶を忘れない。何かに困っている人がいたら手を差し出す。
私が必要なものを探している時も、隣の店に一言声をかけると、
売っている場所を案内するために付き合ってくれるのだ。
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☆突撃!グルメレポート☆
今回紹介したいのは、上記で紹介したSamさんの店で扱うチャンビコ。
カロンガでは牛の散歩風景が日常茶飯事なのですが、乳牛は少ないそうです。
では、チャンビコはどこで作られているのか聞いてみたところ、タンザニアから来ていると教えてもらいました。
牛の品種はEnglish cowと呼ばれるもので、与えるエサや飼育環境が異なるそう。
たとえば、タンザニアでは獣医が2週間に1度検診が義務付けられています。
牛乳を量産するための仕組みが整っているので、定期的に仕入れることができるとのことでした。
マラウイでは、そうした家畜の管理体制が問題なのか、道を歩いている牛たちはやせ細っています。
結局、美味しいのには理由があり、そして美味しいものを届けることも
一筋縄ではいかないということがよくわかりました。
チャンビコと相性抜群なのは、ピラウと呼ばれる炒めごはん!甘さとしょっぱさが絶妙なバランス。
ピラウは次回以降にまた紹介します!
【編集後記】
マラウイでは12月ごろから雨期になったので、連日雨が物凄い勢いで
我が家のトタン屋根をつついてきます。
それにもかかわらず、最近は夜中に目が覚めることがなくなってきました。
日差しが強くてもさすがに乾かない水たまりがあり、
ドロドロ道を行きながら少しずつフィールドに出て、組合の現状を聞いています。
先日、訪れた組合で、今まで日本人ボランティアが来たが、
誰も自分たちを支援してくれなかったと話してくれました。
その背景にあるものを認識して、彼らと具体的に活動するかどうかを決めます。
自分にできることの限界と可能性を吟味しながら、誠実な態度を忘れたくないと思いました。
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